Update 1999. 12.15
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12月15日、予定通りアルバムがリリースさた。 私は発売当日の昼に、銀座の山野楽器1Fで購入。ニューリリースのコーナー(店頭の目立つところ)を探して見つからず(チャゲ&飛鳥やスピッツのニューアルバムがやたら目立った)。アニメ/サントラ等のコーナーに何枚かまとめて陳列してあった。 『NIGHT WATCHER』はサンプルで聴いたものと印象は変わらず。原題は『the Song for LIZARD BLACK』で、文字どおりモモヨが初期LIZARDのメンバー(ワカ/カツ/コウ/ベル)に捧げた曲である。 LIZARDの2曲以外では、MASTER MINDの『BUCEPHALAS』がオーソドックスなビッグ・ビートでノリがよいのがマル。細野晴臣も“らしい”曲を披露。ラストの小柳ゆきはデビュー後間もない17歳にしては歌唱力がある(と紹介されている)のだろうが、英語力が(宇多田ヒカルよりは)劣るため英語の曲はせっかくの魅力を半減させている。日本語Ver.を聴いてみたい。 ライナー・ノートを書いた高橋普一郎氏が言っているように、このコンピレーションがほかでは発表していないオリジナル曲だけで構成されていること、しかも参加アーティストが皆一定以上の水準であること、がこのアルバムの魅力だろう。それぞれがバラバラに持ち寄った作品を1枚にまとめたわりには、何となくだが統一感がある。派手さは全くなく、(インスト中心のため)1曲めからラストまで淡々と進行する内容だ。が、個々の楽曲のクオリティは悪くないレベルにある。(Space APE) |
LIZARDの紹介文(ライナー・ノートより) | |
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70年代初頭より活動していた「紅蜥蜴」が発展し、78年バンド名を「LIZARD」と改める。翌年、英国のNEW WAVEバンド「ストラングラーズ」の招きで、ロンドンにてデビューアルバムを制作し、日本のNEW WAVE/PUNKシーンを先頭、その後、二枚のアルバムを発表する。80年代後半にライブ活動を停止後、現在はリーダーのモモヨがコンピューターによるバーチャル空間でのみ音楽プロジェクトとしての「LIZARD」を存続させている。 |
★リンク
・ALEXANDER“the compilation”広報資料(曲目リストあり)
| ・「アレクサンダー戦記」公式サイト
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